まずは、2024年10月時点で、売れ筋の人気のアイアンを番手毎にロフトの比較が出来るように、以下の通り表にして並べてみました。
最近はストロングロフトが流行りで、7番アイアンでロフトが30度を下回るものも多数出ています。
しかしながら、そうなって来ると、そもそも番手って何?意味あるの?と、正直思ってしまいます。
試打した時に、このアイアンは飛ぶなぁ、と思っていたら実はストロングロフトでした、なんてことが無いように、人気のアイアンの番手毎のロフトをしっかりチェックしましょう。
私、個人的には、ストロングロフトのアイアンを使うメリットをあまり見出せないでいます。
なぜなら、飛ばしたいのであれば、ひとつ上の番手のアイアンを使えばいいだけで、ロフトが立つということは、グリーンのコンパクション(硬さ)次第ですけど、グリーンに止りづらくなるからです。
今のストロングロフトのアイアンは、ロフトが立ってても重心が低く球が上がると言われていますが、私くらいの腕前では、ロフト通りの球しか打てない気がします。
アイアンモデル | 発売日 | 5番 | 6番 | 7番 | 8番 | 9番 | PW |
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ブリヂストン「242CB+」 | 2024年9月6日 | 24° | 27° | 31° | 36° | 41° | 46° |
ダンロップ「ゼクシオ13」 | 2023年12月9日 | 23° | 26° | 29° | 33° | 38° | 43° |
PING「G430」 | 2022年11月7日 | 22° | 25.5° | 29° | 33° | 37° | 41° |
テーラーメイド「Qi」 | 2024年2月 | 21° | 24° | 28° | 32° | 37° | 43° |
ダンロップ「スリクソン ZX5 Mk II」 | 2022年11月19日 | 23° | 26° | 29° | 33° | 38° | 43° |
タイトリスト「T200」 | 2023年8月25日 | 25° | 28° | 32° | 36° | 41° | 46° |
タイトリスト「T150」 | 2023年8月25日 | 25° | 28° | 32° | 36° | 41° | 46° |
キャロウェイ「X FORGED STAR」 | 2024年4月5日 | 24° | 27° | 31° | 35° | 40° | 45° |
ヤマハ「インプレス ドライブスター」 | 2022年10月21日 | 23° | 26° | 30° | 34° | 39° | 44° |
テーラーメイド「P790」 | 2023年8月 | 23.5° | 26.5° | 30.5° | 35° | 40° | 45° |
これらの人気のアイアンの中で、特に私のお気に入り、私が欲しくて欲しくて仕方が無い3つをピックアップして特徴と売りを以下に挙げてみました。
特に、アイアンは構えた時の顔が命です。構えた時の顔が、自分の好みかどうか、私はこれを一番重視して欲しいと思います。
なぜなら、ゴルフのスコアの良し悪しを決定づけるのは、メンタル面が非常に大きなウェイトを占めます。
ですから、構えた時の安心感、構えた時のアイアンの顔に「カッコイイ!!」と思える自己満足を探究して、自分のアイアンの顔にトコトン惚れ込んで欲しいと思います。
具体的な好みを左右する要素としては、
・グースネックの入り具合はどうか?
・フェイス面はつや消しが好きか光沢がある方が好きか?
・ヘッドの厚みは厚い方が好きか薄い方が好きか?
・トゥ側は丸みを帯びた方が好きかシャープな形が好きか?
などなど、他人には分からない自分だけの好みを追求して欲しいと思います。
私が欲しくてたまらない以下の3つのアイアンの構えた時の顔写真も載せてますので、参考にして下さい。
ブリヂストン「242CB+」
ブリヂストンの「242CB」は、2024年9月6日に発売された最新のアイアンセットです。このモデルは、ブリヂストンの技術力とデザインの粋を集めたもので、特に中上級者向けに設計されています。
特徴と売り
- キャビティバックデザイン: 「242CB」はキャビティバックデザインを採用しており、これによりスイートスポットが広がり、ミスショット時の寛容性が向上しています。これにより、安定したショットが期待できます。
- 高強度素材の使用: フェースには高強度の素材が使用されており、これによりボール初速が向上し、飛距離が伸びます。また、打感も非常に良く、プレーヤーにフィードバックをしっかりと伝えます。
- 精密な重心設計: 重心位置が最適化されており、これにより高い打ち出し角と低スピンが実現されています。これにより、風の影響を受けにくく、安定した飛距離を得ることができます。
- 美しいデザイン: ブリヂストンならではの美しいデザインも魅力の一つです。シンプルでありながら高級感のある仕上がりで、トゥ側の丸みが少し少なく、シャープな格好良さがありますね。
ダンロップ「スリクソン ZX5 Mk II」
ダンロップの「スリクソン ZX5 Mk II」は、2022年11月19日に発売されたモデルで、幅広いゴルファーに対応する設計が特徴です。このアイアンは、飛距離性能と操作性のバランスが取れたモデルとして評価されています。
特徴と売り
- メインフレーム構造: 「ZX5 Mk II」は、メインフレーム構造を採用しており、これによりフェースの反発力が向上し、飛距離が伸びます。また、打感も非常にソフトで、心地よいフィードバックを得ることができます。
- トゥヒールウェイト: トゥとヒールにウェイトを配置することで、慣性モーメントが増加し、ミスショット時の安定性が向上しています。これにより、方向性が安定し、狙った場所にボールを運びやすくなります。
- 高弾道設計: 重心位置が低く設定されており、高弾道のショットが打ちやすくなっています。これにより、グリーン上での止まりやすさが向上し、スコアメイクに貢献します。
- 洗練されたデザイン: 「ZX5 Mk II」は、洗練されたデザインも魅力の一つです。シンプルでありながら、細部にまでこだわった仕上がりで、構えた時に絶大なる安心感をもたらしてくれます。
テーラーメイド「Qi」
テーラーメイドの「Qi」は、2024年2月に発売予定の最新モデルで、革新的な技術が詰め込まれたアイアンセットです。このモデルは、特に飛距離性能と操作性を重視した設計が特徴です。
特徴と売り
- 新素材のフェース: 「Qi」は、新素材を使用したフェースを採用しており、これによりボール初速が大幅に向上しています。これにより、飛距離が伸びるだけでなく、打感も非常に良好です。
- 進化した重心設計: 重心位置が最適化されており、高い打ち出し角と低スピンが実現されています。これにより、風の影響を受けにくく、安定した飛距離を得ることができます。
- トゥヒールウェイト: トゥとヒールにウェイトを配置することで、慣性モーメントが増加し、ミスショット時の安定性が向上しています。これにより、方向性が安定し、狙った場所にボールを運びやすくなります。
- 美しいデザイン: テーラーメイドならではの美しいデザインも魅力の一つで、フェイスの厚みがしっかり感じられ、どっしりした安定感を醸し出すフェイスの造形だと思います。シンプルでありながら高級感のある仕上がりですね。
これらのアイアンは、それぞれ異なる特徴と魅力を持っておりますが、結果的に私の好みの顔のアイアン紹介になってしまいました。
どのモデルも高性能であり、ゴルフの楽しさを一層引き立ててくれると思いますので、自分はどんな顔のアイアンが好きなのか、この機会に考えてみて欲しいと思います。