ロフトはストロングがいい?スタンダードがいい?
結論 私はスタンダードロフトを使っています。私のスタンダードロフトのアイアンは、6番:27度、7番:31度、8番:35度、9番:39度、PW:44度と、4度刻みでセッティングされています。さらに、その先はウェッジも4度刻みで、48度、52度、56度と入れています。この4度刻みのセッティングを作りたくてスタンダードロフトを選んでいます。アイアンを正確に4度刻みでセッティングすることにより、アイアンの絶対的な飛距離のポテンシャルに対する安心感がありますので、本番コースでのアイアン番手選択に全く迷いがありません。飛距離が大き過ぎたり足りなかった時は、打ち上げ打ち下ろしの読み違いや、自分のショットのせいと、きっちり割り切ることが出来ます。しかし、アイアンのロフト選びは、ゴルファーのスイングスタイルやプレースタイルによって異なりますので、以下を参考にしてください。
ストロングロフト ストロングロフトは、ロフト角が小さく、クラブフェースが立っているアイアンのことを指します。一般的に、ストロングロフトの7番アイアンは25~30度程度のロフト角を持ちます。
- メリット:
- 飛距離: ロフト角が小さいため、ボールが低く飛び、飛距離が出やすいです。
- 風に強い: 低い弾道で飛ぶため、風の影響を受けにくいです。
- トラブルショットに強い: 木の下を通すショットなど、低い弾道が必要な場面で有利です。
- デメリット:
- コントロール性: ロフト角が小さいため、ショットのコントロールが難しくなることがあります。
- スピン量: スピン量が少なくなるため、グリーン上での止まりが悪くなることがあります。
- 高弾道が難しい: 高い弾道を打つのが難しく、特に初心者には扱いにくいことがあります。
スタンダードロフト スタンダードロフトは、従来のロフト角を持つアイアンのことを指します。一般的に、スタンダードロフトの7番アイアンは30~34度程度のロフト角を持ちます。
- メリット:
- コントロール性: ロフト角が大きいため、ショットのコントロールがしやすいです。
- スピン量: スピン量が多く、グリーン上での止まりが良いです。
- 高弾道: 高い弾道を打ちやすく、特に初心者や中級者に適しています。
- デメリット:
- 飛距離: ロフト角が大きいため、飛距離が出にくいことがあります。
- 風に弱い: 高い弾道で飛ぶため、風の影響を受けやすいです。
どちらを選ぶべきか?
- 飛距離重視: 飛距離を重視するゴルファーにはストロングロフトが適しています。
- コントロール重視: ショットのコントロールやグリーン上での止まりを重視するゴルファーにはスタンダードロフトが適しています。
- スイングスピード: スイングスピードが速いゴルファーにはストロングロフトが適していますが、スイングスピードが遅いゴルファーにはスタンダードロフトが適しています。
シャフトはカーボンがいい?スチールがいい?
結論 私はスチールシャフトを使っています。アイアンは正確性を求めるクラブなので、体力が許す限り重くて剛性の高いシャフトの方が手打ち防止に良いと思っています。カーボンシャフトは、真冬のミスヒット時も手に衝撃が少ないなどの利点があると聞きますが、もう少し年齢を重ねてから使おうと思っています。アイアンのシャフト選びは、ゴルファーのスイングスタイルや体力、プレースタイルによって異なりますので、以下を参考にしてください。
カーボンシャフト カーボンシャフトは軽量で柔軟性が高いのが特徴です。
- メリット:
- 軽量: スチールシャフトよりも軽量で、スイングスピードを上げやすいです。
- 振動吸収: ボールを打った際の振動を吸収しやすく、手や腕への負担が少ないです。
- 高弾道: 柔軟性が高いため、ボールが高く上がりやすいです。
- デメリット:
- コントロール性: 軽量で柔軟なため、スイングの安定性やショットのコントロールが難しくなることがあります。
- 耐久性: スチールシャフトに比べて耐久性が低い場合があります。
スチールシャフト スチールシャフトは重量があり剛性が高いのが特徴です。
- メリット:
- コントロール性: 重量があるため、スイングの安定性が高く、ショットのコントロールがしやすいです。
- 耐久性: カーボンシャフトに比べて耐久性が高いです。
- フィードバック: ボールを打った際の感触が手に伝わりやすく、フィードバックが得られやすいです。
- デメリット:
- 重量: 重量があるため、スイングスピードが遅くなることがあります。
- 振動: ボールを打った際の振動が手や腕に伝わりやすく、負担が大きくなることがあります。
どちらを選ぶべきか?
- スイングスピード: スイングスピードが速いゴルファーにはスチールシャフトが適しています。スイングスピードが遅いゴルファーにはカーボンシャフトが適しています。
- 体力: 体力に自信があるゴルファーにはスチールシャフトが適しています。体力に自信がないゴルファーやシニアゴルファーにはカーボンシャフトが適しています。
- プレースタイル: コントロール性を重視するゴルファーにはスチールシャフトが適しています。飛距離や高弾道を重視するゴルファーにはカーボンシャフトが適しています。
アドレス時、クラブヘッドはソールした方がいい?浮かせた方がいい?
結論 私は、ほんの少し浮かせてアドレスします。再現性重視で安定を目指すゴルファーなので、よりスイングプレーンを壊さず構えた場所にヘッドを落とすためです。また、ソールをしないことにより、普段からバンカーからの練習にもなるからです。しかし、クラブヘッドをソールするか浮かせるかについては、状況や個人のスイングスタイルによって異なりますので、以下を参考にしてください。
ソールする場合
- メリット:
- 安定感: クラブヘッドを地面に置くことで、アドレス時の安定感が増します。
- 一貫性: 毎回同じ位置からスイングを始めることで、一貫したスイングがしやすくなります。
- デメリット:
- 芝の抵抗: ラフやフェアウェイバンカーでは、ソールすると芝の抵抗を受けやすくなります。
- ダフリのリスク: ソールした状態からスイングを始めると、ダフリやすくなることがあります。
浮かせる場合
- メリット:
- ダフリ防止: クラブヘッドを浮かせることで、ダフリを防ぎやすくなります。
- 柔軟性: ラフやバンカーなど、様々なライからのショットに対応しやすくなります。
- デメリット:
- 安定感の欠如: 特に初心者の場合、クラブヘッドを浮かせるとアドレス時に不安定になりやすいです。
- 手元に力が入りやすい: クラブヘッドを浮かせることに意識が向きすぎると、手元に力が入りやすくなります。
5番アイアンは必要?不要?
結論 私は5番アイアンは不要だと思います。代わりに5番ユーティリティを使っており、160ヤードくらいのショットが打てるからです。しかし、練習場では5番アイアンを練習用として持って行くことがあります。6番アイアンのシャフトが5番より短いためか、6番アイアンが簡単に感じるからです。5番アイアンが必要かどうかは、スキルレベルやプレースタイルによって異なりますので、以下を参考にしてください。
5番アイアンの特徴 5番アイアンは、ロフト角が21~25度程度で、長さが37~38インチ程度のクラブです。以前はアイアンセットに含まれていましたが、最近ではユーティリティやフェアウェイウッドが普及し、5番アイアンを使わないゴルファーも増えています。
5番アイアンのメリット
- コントロール性: 5番アイアンはショットのコントロールがしやすく、特に低い弾道を打ちたい場合に有効です。
- 方向性: アイアン特有の精度で、ターゲットに対して正確なショットが可能です。
- 構えやすさ: アイアンの形状に慣れているゴルファーにとっては、構えやすく感じることが多いです。
5番アイアンのデメリット
- 打ちにくさ: シャフトが長く、ロフト角が少ないため、ボールが上がりにくく、ミスショットが出やすいです。
- 難易度: 特に初心者やハンデキャップの高いゴルファーにとっては、5番アイアンは難しいクラブとされています。