【アプローチウェッジ(AW)の悩みを2択で解決!】バウンスからショットまで徹底解説

クラブ別お悩み相談室

アプローチウェッジのバウンスは厚い方がいい?薄い方がいい?

結論
私は薄めの8度のバウンスを使っています。以前のAWはバウンスが11度あったのですが、芝が薄い個所やベアグラウンドからアプローチする時に、どうしてもバウンスが跳ねてダフリやトップの原因となっていたため、8度に変更しました。しかしながら、アプローチウェッジのバウンスの厚さは、使用する状況やプレーヤーのスイングスタイルによって異なりますので、以下の通り、バウンスの厚いウェッジ(ハイバウンス)と薄いウェッジ(ローバウンス)の特徴と使い分けを参考にしてください。

ハイバウンス(バウンス角が大きい)
特徴: バウンス角が大きいと、ソールが地面に接触した際に抵抗が大きくなり、クラブが地面に刺さりにくくなります。これにより、クラブが滑りやすくなり、ダフリのミスを減らすことができます。
適した状況: 柔らかい地面や深いバンカーでのショットに適しています。また、バンカーショットやラフからのアプローチで効果的です。
プレーヤーのタイプ: ハンドファーストで構える方や、ボールを右足寄りに置く方に向いています。

ローバウンス(バウンス角が小さい)
特徴: バウンス角が小さいと、クラブが地面に刺さりやすくなります。これにより、硬い地面や短い芝でのショットがしやすくなります。
適した状況: 硬い地面や短い芝のコースでのショットに適しています。また、フェアウェイからのアプローチやタイトなライでのショットに効果的です。
プレーヤーのタイプ: スイングがシャープで、ボールをクリーンに打つことが得意な方に向いています。

アプローチはランニングアプローチがいい?ピッチショットがいい?

結論
私はランニングアプローチを多用しますが、キャリーとランが1:1となるピッチエンドランもよく使います。ピッチショットは、使いたい気持ちはやまやまなんですが、難易度が高いためバンカー越えでピンが手前にある場合等以外は、使わないように心掛けています。ピンまでの花道があいている場合は、ピッチエンドラン一択です。しかしながら、以下の通り、それぞれの特徴と適した状況について参考としてください。

ランニングアプローチ
特徴: ボールを低く打ち出し、できるだけ転がしてピンに寄せるショットです。転がす距離が長いため、距離感をつかみやすく、ミスが少ないのが特徴です。
適した状況: グリーン周りに障害物がなく、比較的平坦な地形で使用します。特に、ピンまでの距離が長い場合や、グリーンエッジが近い場合に有効です。
使用クラブ: ピッチングウェッジや9番アイアンなど、ロフトが少ないクラブを使用します。

ピッチショット
特徴: ボールを高く上げて、グリーンに落ちた後のランを少なくするショットです。スピンをかけることで、ボールが止まりやすくなります。
適した状況: グリーン周りにバンカーやラフなどの障害物がある場合や、ピンがグリーンの奥にある場合に有効です。
使用クラブ: サンドウェッジ等、ロフトが大きいクラブを使用します。

選び方のポイント
コースの状況: グリーン周りの地形や障害物の有無に応じて、適切なショットを選びましょう。障害物がない場合はランニングアプローチ、障害物がある場合はピッチショットが適しています。
距離感: ランニングアプローチは距離感をつかみやすく、ミスが少ないため、初心者や安定したアプローチを求める方に向いています。ピッチショットはスピンをかけてボールを止める技術が必要ですが、障害物を越える際に有効です。
練習: どちらのショットも練習が必要です。特にピッチショットはスピンのかけ方や距離感をつかむために多くの練習が求められます。

アプローチは頭を残した方がいい?残さない方がいい?

結論
私は、頭を残してアプローチします。私は再現性重視で安定を目指すゴルファーなので、少しでもスイングの軸がブレないように頭を残すようにしています。しかしながら、以下の通り、頭を残すべきかどうかは、スイングの安定性と精度に大きく影響しますので参考としてください。

頭を残す場合
特徴: 頭を残すことで、スイング中の体の動きを抑え、安定したインパクトを実現しやすくなります。特に、ヘッドアップを防ぐ効果があります。また、スイングプレーンの半径が小さくなるため、バックスピンがかかりやすくなります。
利点:

  • 安定性: 頭を残すことで、スイング軌道が安定し、ミスショットが減少します。
  • 精度: インパクトの瞬間に頭が動かないため、ボールを正確に捉えることができます。
    適した状況: 短い距離のアプローチや、正確なショットが求められる場合に有効です。

頭を残さない場合
特徴: 頭を残さず、体の回転に合わせて自然に動かすことで、スムーズなスイングが可能になります。特に、体全体の動きを連動させることが重要です。また、スイングプレーンの半径が大きくなりますので、バックスピンがあまりかからず、まっすぐなランが出るアプローチが出来ます。
利点:

  • スムーズなスイング: 頭を残さないことで、体全体の動きがスムーズになり、力強いショットが打てます。
  • 柔軟性: 体の回転に合わせて頭を動かすことで、スイングの柔軟性が向上し、様々な状況に対応しやすくなります。
    適した状況: 長い距離のアプローチや、障害物を越えるショットが必要な場合に有効です。
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