【ゴルフ初心者向け】ゴルフを始める方へクラブの種類から丁寧に解説

初心者向け:ゴルフを始める方へ最低限の知識を最速で

 会社のお取引先やお客様とのお付き合いゴルフ等、社会人になればゴルフをやらなければならないシチュエーションが訪れることは大いにあると思います。そんな時に、何とか形になる程度の最低限の知識を羅列しました。これらを一通り押さえれば、大恥はかかないと思います。是非、ご参考にしてください。

とりあえず道具を買う

まずは、ゴルフ道具を買いましょう。ゴルフ道具には以下のものがありますので、ひとつひとつご説明します。

クラブとは何か

ゴルフボールを打つ道具です。クラブの長さが長い方から、ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、パターとあり、ルール上、合計で14本まで使えます。

  • ドライバー:ティーイングエリアという一番最初に打つ場所で、最初に打つショット(ティーショット)で使うクラブで、遠くに飛ばすためのクラブです。
  • フェアウェイウッド:主にフェアウェイからの長距離ショットに使います。
  • ユーティリティ:フェアウェイウッドとアイアンの中間的な役割を持ち、使いやすさが特徴です。
  • アイアン:中距離から短距離のショットに使います。番号が大きくなるほど飛距離が短くなり、ボールが上がりやすくなります。
  • パター:グリーン上でボールを転がしてカップに入れるために使います。
  • シャフト:各クラブの柄の棒の部分をシャフトといい、以下のような種類があります。
    • 硬さ(フレックス)の種類:Rシャフト(レギュラー、標準)とSシャフト(スティッフ、硬め)
    • シャフトの種類:スチール(鋼)シャフトとカーボンシャフト

      以下の画像は、フェアウェイウッドの3番のカーボンシャフトです。
      シャフトの長さが43インチ(1インチは約2.5センチ)、クラブヘッドのロフト(クラブフェースの傾き)が15度、硬さがSと記載があります。

キャディバッグ

ゴルフクラブやその他のゴルフ用品を収納し、コースを回る際に使うバッグです。

クラブとキャディバッグは中古のフルセットがおすすめ

 クラブとキャディバッグがセットで売っているものがあり、14本全て揃っているものをフルセット、半分の約7本のセットをハーフセットといいます。中古で買う場合は、フルセットの方が市場ニーズが高いため、レパートリーが豊富で割安であるためおすすめです。安いものは3万円くらいからありますが、5万円も出せば、しばらくは使える良いフルセットがあります。

フルセットといいつつも、パターが入っていないものもありますので、ご注意ください。

また、シャフトは慣れるまでは、カーボンのRがおすすめ(女性はカーボンのLがおすすめ)ですが、男性で野球やテニスの経験がある等、力が強い方は最初からスチールのSを選んでもいいと思います。

参考までに、以下のリンクは、フルセットでは無いですが、私が大好きなテーラーメイドの名器中の名器、RBZの11本セットが65,000円でありました。

Sシャフトでドライバー、3番ウッド、4番ユーティリティーに純正ヘッドカバーもちゃんと付いていて、パターもGHOSTが付いていますので、これから始める方には申し分ないセットだと思います。

何分、中古ですので、傷や汚れはあると思いますので、神経質な方はご遠慮された方がいいと思いますが、是非、商品をご覧になってみてください。

ボール

ゴルフボールには、飛びに特化したディスタンス系や、スピンが効いてグリーンで球が止まりやすいスピン系等、さまざまな特徴のものが売られており、価格も1個100円くらいから1個600円くらいまであります。始めた時は、とにかくボールはよく失くすため、1個100円くらいの新品か、「ロストボール」といって1個30円くらいの中古をおすすめします。

画像のボールはSRIXON Z-STAR XV DIVIDE 2023年モデルです。松山秀樹が使っているボールの2色バージョンで、私は愛用しています。

Z-STAR XVの飛距離とスピン性能を備えている上に、2色なので他のプレーヤーと被ることが、まずありませんので誤球することもありません。

私の超おすすめボールです。1ダース12個で5,000円前後ですので、是非、リンクから商品をご覧ください。

ティー

ドライバーで使うロングティーと、アイアンやフェアウェイウッドで使うショートティーがあります。どちらも耐久性の高いプラスチック製をおすすめします。

また、ドライバーで使うロングティーは、以下のような、地面にどれだけ差すか目印がついている段付きティーをおすすめします。

  • ロングティ
  • ショートティ

グローブ

ゴルフ用の手袋です。男性は握力が強いので、左手だけしか着用しないことが大多数です。サイズは、手の平の周囲の長さ(手囲い)で表記され、標準的なMサイズだと、23~24センチくらいでしょう。ゴルフショップで試着してサイズを確認することがベストだと思います。

画像のグローブはブリヂストンのウルトラグリップという商品で、手のひら側にハニカム柄シリコーンプリントが施されており、強力なグリップ力を発揮してくれる優れものです。

クラブのグリップ部分が摩耗して少々滑りやすくなっていても、圧巻のホールド感を発揮してくれます。

私は、ここ数年、このグローブ以外は考えられないくらい愛用しています。

是非、リンクから商品をご覧ください。

マーカー

マーカーとは、グリーン上でボールを拾い上げる際に、その位置を示すために使用する小さなアイテムです。通常、コインや専用のマーカーが使われます。これにより、他のプレーヤーのパッティングの邪魔にならないようにすることができます。
専用のマーカーも売っていますが、以下のようなマーカーはゴルフ場のスタート室前に無料で常備されています。

ゴルフシューズ

ゴルフプレー中のパフォーマンスをサポートするために設計された特別なシューズで、靴底(ソール)の種類に以下のものがあります。

  • ソフトスパイクシューズ:プラスチック製のスパイクが付いており、高いグリップ力を提供します。スパイクは交換可能です。
  • スパイクレスシューズ:ソール全体に凹凸があり、スパイクなしでも高いグリップ力を発揮します。普段使いもできるデザインが多いです。

また、靴ヒモの部分がダイヤル式になっており脱ぎ履きが簡単なものが主流となっていましたが、最近、従来のヒモのものも女子プロで使用されることが増えたため人気となっています。

ちなみに私はスパイクレスシューズをおすすめします。ソフトスパイクシューズは、スパイクが交換可能なので、長く使えるイメージがありますが、意外とスパイクの寿命が短くて交換用のスパイク自体もいい値段がするし、スパイクは早めに交換しないとスパイクを取り外す穴が劣化して取り外せなくなる等、コスパはあまり変わらない気がします。

シューズケース

ゴルフシューズを入れておくバッグです。安価なもので良いので用意しておきましょう。

帽子

飛んでくるボールや他の物から頭を守るためと、ゴルフの伝統的なエチケットとして、帽子を必ず被ります。帽子は、キャップ、サンバイザー、ハット、ハンチング等、何でもいいのですが、強風で飛ばされないような通気性の良いゴルフ用のものをおすすめします。

ゴルフウェア

ゴルフウェアは特に買う必要はなく、ファストファッションのポロシャツとチノパンで十分ですが、ゴルフ場にはドレスコードという、プレーヤーが適切な服装をするためのガイドラインがあります。昔に比べて最近は随分緩和されてきましたが、名門コースだとまだまだ厳しいところもありますので、事前に確認する等注意しましょう。参考までに以下を満たしておけば、どのコースでも通用します。

  • 行き帰りの服装:ジャケットと襟付きシャツが基本です。ボトムスもジーンズはNGです。靴もサンダルやクロックスはNGです。また、クラブハウス内では脱帽しましょう。
  • プレー中の服装:トップスはポロシャツなどの襟付きのシャツが必要です。シャツの裾はボトムスの中に入れることが推奨されます。ボトムスは、スラックスやチノパンを着用し、ジーンズはNGです。

ゴルフバッグ

着替え等を入れるバッグです。ゴルフ用でなくても良いので、用意しておきましょう。

ゴルフの基本ルール

クラブでボールをあるがままの状態で打ち、できるだけ少ない打数でボールをカップに入れることを競うスポーツです。ボールは、一度プレーを始めたら、その1ホールが終わるまで同じボールを使います。

ゴルフのマナー

  • 静かにする:他のプレーヤーがショットを打つときは静かにし、動かないようにします。出来るだけプレーヤーの視界に入らない位置取りをしましょう。
  • 順番を守る:スタートホールのティーイングエリアでは、「くじ棒」で順番決めをします。その後は前のホールのスコアが良い人から順番に打ちます。ラウンド中は、ホールから最も遠いプレーヤーから打ちますが、2019年のルール改正で「レディプレーヤー」という準備が出来た人から打ちましょうという概念が推奨されています。
  • 安全確認:ショットを打つ前に、周囲に人がいないか確認します。特に前の組がまだ打っている場合は、十分な距離を取ってから打ちましょう。

ゴルフ練習場へ行こう

道具を揃えたら、近くの練習場へ行ってしっかり練習しましょう。できれば練習場は150ヤード(1ヤードは約90センチ)程度の距離があり、ドライバーの球筋がある程度分かるところを選びましょう。さらに、初心者は球数を打ってなんぼですので、打ち放題の料金プランがあるところをおすすめします。入場料が必要なところもありますので、ホームページ等で下調べをして行きましょう。

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