【ユーティリティの悩みを2択で解決!】必要性から基本的な打ち方まで徹底解説

クラブ別お悩み相談室

ユーティリティは必要?不要?

結論
私は絶対に必要です。今、3番(19度)、4番(22度)、5番(25度)のユーティリティを入れていますが、それぞれ185ヤード、175ヤード、165ヤードのキャリーが出ます。ドライバーのキャリーが200ヤードしか飛ばない私は、ミドルの2打目にユーティリティは不可欠ですので愛用しています。しかしながら、以下の通り、ユーティリティの必要性については、ゴルファーのスキルレベルやプレースタイルによって異なりますので、参考としてください。

ユーティリティのメリット

  • 打ちやすさ: ロングアイアンに比べて重心が低く、深いため、ボールが上がりやすくなります。
  • ミスに強い: フェース上下のミスに強く、安定したショットが打ちやすいです。
  • 多用途性: フェアウェイ、ラフ、バンカーなど、さまざまな状況で使いやすいです。

ユーティリティクラブが適しているゴルファー

  • 初心者: ロングアイアンの代わりにユーティリティを使うことで、より簡単にボールを上げることができ、スコアアップが期待できます。
  • シニア・女性ゴルファー: 力があまり必要なく、楽にボールを飛ばせるため、特におすすめです。
  • 中級者以上: 特定の距離を狙う際や、難しいライからのショットに有効です。

ユーティリティが不要な場合

  • ロングアイアンが得意な人: ロングアイアンを使いこなせるゴルファーにとっては、ユーティリティは必ずしも必要ではありません。フェアウェイウッドやアイアンを好んで使うゴルファーにも、ユーティリティは不要かもしれません。

ユーティリティは払い打ちがいい?ダウンブローがいい?

結論
私はダウンブローで打っています。ユーティリティは、ブランドによってはハイブリッドと呼ばれている通り、フェアウェイウッドとロングアイアンの「いいとこどり」のクラブですが、私は、従来の3番、4番、5番ロングアイアンを簡単にしたクラブと解釈しています。したがって、アイアンの代わりという意味で、ダウンブローに打ち込んでグリーンで止まる球を打つことにしています。クラブの打ち方については、払い打ちとダウンブローのどちらが良いかは、以下の通り、個々のゴルファーのスイングスタイルによっても異なりますので参考としてください。

払い打ち
払い打ちは、クラブヘッドがボールの手前から滑らかに地面を滑るように打つ方法です。この打ち方は、特にフェアウェイウッドやウッド型ユーティリティに適しています。

  • メリット:
    • ボールが上がりやすく、飛距離が出やすい。
    • ラフやフェアウェイからのショットで安定しやすい。
  • 適した状況:
    • ボールがフェアウェイに浮いている場合や、ラフからのショット。

ダウンブロー
ダウンブローは、クラブヘッドがボールに対して上から打ち込むように打つ方法です。この打ち方は、特にアイアン型ユーティリティやロフトが少ないクラブに適しています。

  • メリット:
    • ボールのコントロールがしやすく、方向性が安定する。
    • ボールが沈んでいる場合や、硬い地面からのショットで効果的。
  • 適した状況:
    • ボールが沈んでいる場合や、硬い地面からのショット。
    • アイアン型ユーティリティを使用している場合。

アドレス時、クラブヘッドはソールした方がいい?浮かせた方がいい?

結論
私は、ほんの少し浮かせてアドレスします。私は再現性重視で安定を目指すゴルファーなので、よりスイングプレーンを壊さず構えた場所にヘッドを落とすためです。また、私はバンカーショットでもユーティリティを使いますので、ソールをしないことにより、普段からバンカーからの練習にもなるからです。しかしながら、クラブヘッドをソールするか浮かせるかについては、以下の通り、状況や個人のスイングスタイルによって異なりますので参考としてください。

ソールする場合

  • メリット:
    • クラブヘッドが地面に接しているため、アドレス時に安定感が増します。
    • フェースの向きをターゲットに合わせやすくなります。
    • 毎回同じ位置にクラブをセットしやすく、一貫したスイングが可能です。
  • デメリット:
    • 地面に接しているため、ダフリやすくなる可能性があります。
    • 芝の状態によっては、クラブが引っかかることがあります。

浮かせる場合

  • メリット:
    • クラブヘッドが地面に接していないため、ダフリのリスクが減ります。
    • クラブヘッドが浮いていることで、スムーズなテークバックが可能になります。
    • 様々なライ(地面の状態)に対応しやすくなります。
  • デメリット:
    • クラブヘッドが浮いているため、アドレス時の安定感が減ることがあります。
    • フェースの向きをターゲットに合わせるのが難しくなることがあります。

ユーティリティとフェアウェイウッドはどっちがいい?

結論

フェアウェイウッドの記事にも書いていますが、フェアウェイウッドもユーティリティも、アイアンでは届かない170~200ヤードくらいの距離を打つクラブです。

ドライバーが得意で飛距離を稼ぎたい方はフェアウェイウッドがおすすめです。

また、アイアンが得意で、操作性を重視する方や弾道の高さを抑えたい方にはユーティリティがおすすめです。

ざっくり、それぞれの特徴を表にまとめると以下の通りとなります。

特徴フェアウェイウッドユーティリティ
弾道の高さ高弾道でキャリーが長い中弾道でランが出やすい
打ちやすさミスに強く、初心者にも扱いやすいアイアンに近い感覚で構えやすい
飛距離長いシャフトと低いロフト角度で飛距離が出やすいシャフトが短く、精度が求められるショットに適している
構えやすさドライバーに似た感覚で構えやすいフェース面を感じやすく、操作性が高い

どちらも一長一短ありますが、私はフェアウェイウッドの3番(ロフト15度)と、ユーティリティの3番(ロフト19度)、4番(ロフト22度)、5番(ロフト25度)を入れています。

以前は、ユーティリティの3番(ロフト19度)、4番(ロフト22度)の代わりにフェアウェイウッドの5番(ロフト18度)と7番(ロフト21度)を入れていました。フェアウェイウッドの5番と7番は確かによく飛ぶのですが左右の曲がりも大きいことからOBとなることが多かったため、若干飛距離は落ちるものの、より精度が高いショットが打てるユーティリティへ変更しました。

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