グロス85~99でラウンドされる皆さんは、1ラウンドのパット数は必ず数えるようにして、30パット以下となるよう目指しましょう。
また、パッティングの出来不出来はアプローチの出来不出来に左右されることが多いので、まずはアプローチで上りパットが残るようにマネジメントしましょう。
グリーンの種類
- グリーンの種類には大きく以下の2種類がありますので、ラウンド前に確認してしっかり攻略しましょう。
- ベントグリーン
- 芝の種類: ベント芝
- 特徴: 芝目が出にくい。芝の葉が細く柔らかいため、芝目の影響を受けにくいです。
- 転がりが速い: ボールの転がりが良く、高速グリーンに適しています。
- スピンがかかりやすい: ボールにスピンがかかりやすく、ピッチマークもできやすいため、ある程度ピンデッドに狙っていっていいでしょう。
- 寒さに強い: 常緑性があり、冬でも枯れません。
- 高麗グリーン
- 芝の種類: 高麗芝
- 特徴: 芝目がきつい。芝の葉が硬くしっかりしているため、芝目の影響を強く受けます。芝が白く見えると巡目でボールがよく転がります。芝の緑が濃く見えると逆目になり、ボールの転がりが悪くなります。
- 転がりが遅い: ボールの転がりが遅く、パットの距離感が難しくなります。
- スピンがかかりにくい: ベントグリーンに比べてスピンがかかりにくいため、グリーンエッジからピンまでの距離を把握してボールの落としどころを決めましょう。
- 高温多湿に強い: 夏の暑さに強いですが、冬には枯れてしまいます。
- ベントグリーン
グリーンの傾斜の読み方
- 基本はボールの後ろからと、ホールの反対側からと2方向から傾斜を確認しますが、私は「プラムボブ」という傾斜の確認方法を使っています。
- プラムボブの手順:
- 事前に、自分のパターが地面と垂直に垂れる位置を、シャフトを回して自宅の柱等に合わせて確認しておきます。
- そして、ボールの1ピンくらい後方から、自分の利き目とボールとカップが一直線になるように立ち、パターを垂直に垂らし、シャフトをボールに合わせます。
- 片目でシャフト越しにカップを見た時に、シャフトよりカップが左に見える場合はフックライン、右に見える場合はスライスラインです。
- シャフトの位置を仮想カップに見立てると、曲がり幅が分かりますが、上りラインは少し曲がりが減り、下りラインは曲がりが増えます。